SELECT句に定数を出力する方法
SELECT句には、テーブルのデータ内容を出力するだけではなく、定数を書くこともできます。
文字列定数
文字列定数は、単一引用符(‘) ・シングルクォーテーションで囲むことによって出力することができます。
select 'Hello World' as 文字列定数 from dual;
SQL> select 'Hello World' as 文字列定数 from dual; 文字列定数 ---------------------- Hello World
単一引用符・シングルクォーテーションを表示する場合
シングルクォーテーションを含む文字列を表示しようとして、以下のように文字列定数の出力を記述すると「OLA-01756」が発生してしまいます。
SQL> select 'I'm sorry' as 文字列定数 from dual; ERROR: ORA-01756: 引用符付き文字列が正しく終了していません
シングルクォーテーションを表示したい場合には、シングルクォーテーションを2回連続で記述することによって表示させることができます。
select 'I''m sorry' as 文字列定数 from dual;
SQL> select 'I''m sorry' as 文字列定数 from dual; 文字列定数 ------------------ I'm sorry
この方法以外にも「q演算子」を使用してシングルクォーテーションを表示させる事もできます。
数値定数
数値定数は、文字列定数と違ってそのまま数字を記述することで出力することができます。
select 1234 as 数値定数 from dual;
SQL> select 1234 as 数値定数 from dual; 数値定数 ---------- 1234
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