ファイル(エクセルブック)をコピーする方法
やりたい事
「FileSystemObject」の「CopyFile」メソッドを使ってファイルをコピーする方法を解説します。
「FileCopy」ステートメントを使用してファイルコピーする方法は関連記事で解説しています。
サンプルコード
Sub fileCopySample() Dim objFSO As Object Set objFSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") Dim sourceFile As String Dim distinationFile As String sourceFile = "D:\Excel\macro.xlsm" distinationFile = "D:\Excel\work\sample.xlsm" objFSO.CopyFile sourceFile, distinationFile, False End Sub
構文
object.CopyFile source, destination, [ overwrite ]
名前 | 必須/省略可能 | 説明 |
---|---|---|
object | 必須 | objectは、常にFileSystemObjectの名前です。 |
source | 必須 | コピーする1つ以上のファイルを示す、ファイル指定用文字列。ワイルドカード文字も使用できます。 |
destination | 必須 | source から1つ以上のファイルをコピーする先を指定する文字列。ワイルドカード文字は使用できません。 |
overwrite | 省略可能 | 既存のファイルを上書きできるかどうかを示すブール値です。Trueの場合はファイルが上書きされ、Falseの場合は上書きされません。既定値はTrueです。 destinationに読み取り専用属性が設定されている場合は、overwriteの値にかかわらずCopyFileは失敗します。 |
参考資料
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