SQL*Plusのシステム変数「TERMOUT 」
「@」、「@@」または「START」を使用して実行するスクリプトのコマンドの結果出力を制御することができます。
OFFを指定すると非表示になるため、出力を、画面に表示せずにファイルにスプールできます。ONを指定すると、画面に出力が表示されます。
set TERMOUT {ON | OFF} --短縮形 set TERM {ON | OFF}
システム変数名 | デフォルト値 | 短縮形 |
---|---|---|
TERMOUT | ON | TERM |
「TERMOUT 」の実行例
実行するSQLファイルは以下の通りです。TERMOUTは、スクリプトコマンドの結果を出力制御するので外部ファイルを作成します。
・「test.sql」の中身
SELECT * FROM animal1;
「TERMOUT 」が「ON」の場合
SQL> show TERMOUT termout ON SQL> @test.sql ID NAME ADDRESS ---------- -------------------- -------------------- 001 いるか 海
まあいつもどおり結果が表示されます。
「TERMOUT 」が「OFF」の場合
SQL> set TERMOUT OFF SQL> show TERMOUT termout OFF SQL> @test.sql SQL>
結果が表示されなくなりましたね。ちなみに画面表示を制御するだけなので「SPOOL」出力には影響ありません。SPOOLに影響しないのは、結構忘れやすいので注意です。
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