達人に学ぶDB設計徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ
今回紹介する書籍は、『達人に学ぶDB設計徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ』です。
これは、自分がDB周りの設計やパフォーマンスチューニングを初めてしたときにお世話になった本です。1日~2日くらいでさっと読めるのでおすすめです。
本書の対象者
この本の対象者は、初級者~中級者レベルとなっています。ただし、DBの最初の参考書にはおすすめできません。なぜなら実際に現場で使用するSQLの解説書にはなっていないからです。あくまでもデータベース設計の最初の参考書として優秀な本だと思います。
本書の内容の感想
本書は、既にDBを実務で使用している人にとっては、当たり前じゃんという内容が多いと思います。特に1章~4章までは、正規化やER図等についてかなり詳細に解説されてますがそれくらい知ってるよ~て内容が多いと感じる人は多いのではないでしょうか。
本書5章~8章までがパフォーマンスやDB設計アンチパターン(バッドノウハウ)について解説されてます。
アンチパターンの欠点についての解説をして、代替方法がある場合には、それを示しているのでじゃあどうすればいいのかが理解できます。(実際の実装については、自分で調べる必要がありますがその道筋を示してくれます)
個人的にはこの5章~8章に、この本を読む価値があると思っています。
ただこのアンチパターンって、現場では稀によくあるんですよねぇ~。・・・ありますよね?私が経験した現場だけじゃないですよね!!?
最後の9章については、自分は読み物としてのおまけ感覚でよんでます。ちょっと難しいです。
どんな人におすすめ?
データベースの入門本、SQLとかを解説したような本を読んだり、Progateさん等のSQL講座を終わったばかりで次のデータベース教材を探している方にはおすすめです。
ER図ってなに?や正規化ってなに?って人にもおすすめです。
あとは実務でSQLは触るけどDB設計をしたことがないって人にもおすすめですし、DB設計をしていても体系的に学んでない人やアンチパターンってこういうのがあるあるだよねってのがぱっとでないのであれば是非読んでください。
最後にDB設計をやったことがあるけどパフォーマンスについてあまり考えたことないなって人は、設計する前に絶対読んでください。
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