データを検索するSQL SELECT
データを検索するときは「SELECT」文を使用します。
「SELECT」文の基本構文
「SELECT」文は、すべての構文を書くのは不可能に近いくらいかなり複雑なのでよく使いそうな基本構文を示します。
JOIN(結合)はよく使うけど今回の基本構文の対象からは外します。
SELECT [distinct] <列名> [,<列名>…] FROM <テーブル名> [WHERE <列名> <比較演算子> <条件値> [AND|OR <列名> <比較演算子> <条件値>]] [GROUP BY <列名> [,<列名>…] [HAVING <列名> <比較演算子> <条件値>]] [ORDER BY <列名>];
※[]は省略可。
「SELECT」文の実行例
SQL> select * from animal1; ID NAME ADDRESS ----- ---------- ---------- 001 いるか 海 002 うさぎ 陸 003 ぺんぎん 空 004 いるか 海 010 ふくろう 海 SQL> SELECT name 2 FROM animal1 3 WHERE id IN ('001', '002', '003', '004') 4 AND address IN ('海', '陸') 5 GROUP BY name 6 HAVING name IS NOT NULL 7 ORDER BY name; NAME ---------- いるか うさぎ
「SELECT」文の評価順序
「SELECT」文の評価順序は、ざっくり以下のような感じで評価されていきます。
- FROM句
- WHERE句 (結合条件)
- WHERE句 (行のフィルタ条件)
- GROUP BY句
- HAVING句
- SELECT句
- 集合演算
- ORDER BY句
詳細な評価順序等は、以下のサイトを参考↓↓↓↓
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