ユーザ定義例外について
ユーザー定義例外は、Oracleが事前に定義しているエラーではなく自分で自由に作成できる例外です。
ユーザ定義例外の定義方法
以下のように宣言部でユーザ定義例外を定義します。
<例外名> EXCEPTION;
ユーザ定義例外の呼び出し方法
宣言部で宣言したユーザ定義例外を以下のように「RAISE」で呼び出すことができます。
RAISE <例外名>;
ユーザ定義例外の実行例
以下は「いるか」の場合に自分で作成したユーザ定義例外の処理を行うプログラムです。
DECLARE animal VARCHAR2(10); dolphin_err EXCEPTION; BEGIN animal := 'いるか'; IF animal = 'いるか' THEN RAISE dolphin_err; END IF; DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('正常終了!!!'); EXCEPTION WHEN dolphin_err THEN DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('例外終了!!!'); END; /
SQL> DECLARE 2 animal VARCHAR2(10); 3 dolphin_err EXCEPTION; 4 BEGIN 5 animal := 'いるか'; 6 IF animal = 'いるか' THEN 7 RAISE dolphin_err; 8 END IF; 9 DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('正常終了!!!'); 10 EXCEPTION 11 WHEN dolphin_err THEN 12 DBMS_OUTPUT.PUT_LINE('例外終了!!!'); 13 END; 14 / 例外終了!!! PL/SQLプロシージャが正常に完了しました。
自分で作成した「ユーザ定義例外」がきちんと呼び出されてますね\(^o^)/
コメント